現在日本の企業や学校に広く実施されている適性検査の一つにクレペリン検査があげられます。
これは正式には内田クレペリン精神検査と呼ばれるもので、ドイツの精神医学者エミール・クレペリンが発見した作業曲線をもとに、日本の心理学者・内田勇三郎氏が開発した適性検査です。
この検査では、検査を行うことにより測定していた「人が作業するときの能力」「能力を発揮するときの特徴」を、一つの検査で測定できるのが特徴です。
タスク・パフォーマンスを測定するという検査であり、シンプルで適性検査であるといえます。
検査方法は、受検者が足し算を1分毎に行を休憩をはさんで合計30分間行います。
適性検査のような問題や設問は足し算を連続して行うだけです。
考え方は、適性面ともに少ない人に現われる曲線を「定型曲線」とし、類似度やズレから適性を測るというものです。
このクレペリン検査は判定方法が広く知られているため、受検者が意図的に作業を調整することも可能であり、検査の有効性に声があがっています。
